僕たちがみんなにおくっているメッセージ!
みんなの前で読んでいる『手紙』です↓




〜手紙〜
『 僕たちは3/20に被災地に行って来ました。
この東日本大震災で被災した茨城県の大洗・日立・北茨城、福島県のいわきの現状を実際にこの目で見てきました。
そこへ行った目的は、「今を知る」為、そして、「被災者の為に僕たちは何をできるかを知る」為です。
現地でリアルな現状を目で見て、肌で空気を感じて、音やにおいを感じ、そこで生きる人々の表情を見たら、「あの人たちの為に」と思うようになりました。
被災地の現状は本当に厳しいです。
北へ行くほど被害が大きくなり、地震と大津波によって沿岸地域はグッチャグチャです。
家が流され国道を塞ぎ、車・家具・家電・食器・電信柱・信号機・道路標識・・・もう何もかもがガレキとなってしまい、町の原形はありませんでした。
僕は凄まじく悲しい光景に体が震え、とても不安になりました。
もし、自分や自分の家族、親戚、友達がここにいたらと思うと悲しみや絶望感が襲ってきました。。。
おそらく、ガレキの下にはまだまだ多くの方がいるはずです。
でも、僕らは手を合わせること以外、何もすることができませんでした。
悔しかったです.
でも、だからこそ、考えさせられます。僕らにできることは何かと。
僕たちが見てきた地域の人々の表情は重く厳しいものでした。
また、口調も厳しく重たい空気が流れていました。
みんな限界ギリギリのところで助け合って今を生きています。
あの人たちに何とか明るい生活が戻ってほしい!!そう思いました。今もそう思っています。
僕たちは、お金を何億円も寄付できない。衣類を何万着も寄付できない。水や食料を大量に寄付できない。住む場所も寄付できない。
それじゃあ僕たちは何ができるのか。
それは、「あの人たちを助けよう!!」と呼びかけること。そう思い、今日ここに来ました。
みんなで「あの人たちの為に」募金をしましょう。物資を支援しましょう。エールをおくりましょう。
僕ら(My-B)はフリースタイル・フットボールをすることができます。だけど、あの人たちが「夢」や「希望」を必要とする時は、もう少し先です。
だから、今、僕らにできることは、こうやってみんなに集まってもらって、僕らが見てきた被災地の状況を伝え、あの人たちの為に、「募金をしましょう」「物資を支援しましょう」「エールをおくりましょう」と呼びかけることです。
あの人たちは、本当に厳しい現実を精一杯生きています。
だから、もし、少しでも共感していただけたら、みなさんの気持ちも形にして、あの人たちに届けましょう。
今、各地で多くの人や企業が被災者のために募金活動をし、その何百倍もの人々が募金に協力しています。
ただ、残念ながら募金詐欺などの噂もあるので、信頼性などを考慮すると、僕ら(My-B)は募金箱を持つことはできません。
なので、みなさんがみなさんの責任で、安心できる人や企業・団体に募金をしに行ってほしいと思います。
そして、募金をされる方にお願いがあります。
募金活動はイベントではありません。
募金活動をする人がいくら誠意を持って、純粋に被災者を助けてほしくて活動をしていても、募金する人が何となく募金するとか、有名人見たさに募金しに行くというのは違うと思います。
どんなお金でも金額は同じだし、それが届けば被災者は助かります。
でも、同じお金でも重みは違うと思います。
現在、募金活動が流行り、イベント化することで、その本質がマヒしてくる恐れがあります。
自分が何の為に、どういう意味を持ったお金を募金するのかを理解し、純粋な気持ちで募金するのが良いことだと思います。
気持ちのこもった募金をお願いします。
僕たちはパフォーマンスをしますが、それはあくまでみなさんにこの話を聞いていただくためのキッカケであります。
僕たちが見てきた被災地の事実を伝え、あの人たちや同じ境遇に立たされている人々を助けるための募金などを促すことが目的です。
それが、今、僕たちに最大限できることだと思って、ここにやってきました。
最後まで話を聞いていただき、ありがとうございます。
少しでも共感して下さり、行動に起こしてもらえたら幸いです。
そして、もし良かったら、僕らと共に呼びかけましょう。
最後になりますが、この東日本大震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、その親族ならびに関係者の方々にお悔やみ申し上げます。
そして、被災者の方々のご健康を心よりお祈り申し上げます。』

My-B